はじめに
電験三種の勉強を始めると、まず悩むのが「参考書は1冊だけでいいのか?何冊も買うべきか?」という問題です。
私自身、独学で電験三種に合格するまで試行錯誤した経験から、独学者が参考書選びで失敗しないコツをまとめます。
電験三種の参考書、1冊でいいの?
● 結論:最初は1冊で十分!
- 最初に選んだ1冊を完走することが最優先
- いきなり複数冊に手を出すと消化不良になる
- 私も各科目ごとに1冊ずつずらして購入していた(買っただけで満足しない工夫)
特に本ブログで紹介している
「みんなが欲しかった! 電験三種」シリーズ
は、参考書+問題集が一体型になっているため、これ1冊で理解+演習が同時に進められます。
「みんなが欲しかった! 電験三種」のおすすめポイント
- 参考書と問題集が1冊にまとまっている
- 本文がカラーで視覚的に理解しやすい
- 各問題ごとに【日付+〇△×】を書き込めるチェック欄あり
- 周回ごとに自分の理解度が一目で把握できる
- 最初は〇や△が少なくても、周回するごとに増えていくのがモチベーションアップに繋がる
✅ 私自身も、このチェック欄を最大限活用して進めていました!
進捗管理でモチベーションを保った工夫
私は勉強を進めるたびに、
- 現在のページ数
- 全体ページ数に対する進捗率(%)
を毎回電卓で計算していました。
例えば、
- 今日の時点で全体の35%が終わった
- このペースなら試験日までに間に合うか?
という具合に、数字で客観的に進捗を管理していました。
✅ 毎日「少しでも前に進んでいる」と確認できるため、
✅ 勉強への不安や焦りをコントロールしやすくなりました。
なぜ1冊に絞るべきなのか?
● 参考書を増やすリスク
- 買っただけで満足してしまう
- 「どの本が正しいか」を迷って時間ロスする
- 中途半端に広く浅くなり、試験対策にならない
● まずは「1冊を何周もする」ことが圧倒的に効果的
- 1周目は理解30%でもOK
- 2周目以降で定着してくる
- 周回しながら日付+〇△×を記録すると、成長が実感できる
例外:追加で必要になるもの
● 過去問演習は別途必要
- 参考書内の問題だけでは、本番形式に慣れるには不足しがち
- 過去問は電気技術者試験センター公式サイトで無料入手できる
- 本試験の傾向や時間配分に慣れるために必ず取り組もう
● 参考書に満足できたら、演習問題集を追加してもよい
- それでも「1冊に絞って周回」することが大原則
- 手を広げすぎないことが合格への近道
まとめ|参考書を信じてまず1冊完走しよう
- 最初から何冊も買わない
- 本ブログで紹介しているような、問題集付き参考書を1冊完走することが最優先
- 日付+〇△×記録を活用して、周回ごとの成長を実感する
- 電卓で進捗率を管理し、試験日までのペース配分も常に意識する
- やりながら問題演習・過去問演習へステップアップ
参考書選びはゴールではありません。
「どれを使ったか」より「どう使い込んだか」が合格の鍵です!
次回予告|【電験三種】独学を成功させるための「周回勉強法」徹底解説!
次回は、私が実践して効果を実感した「参考書・問題集の周回方法」について詳しく解説します!