電験三種の勉強が続かない…を乗り越えるための5つの工夫【社会人・子育て世代向け】

勉強スケジュールと習慣

はじめに:勉強が続かない…と悩むあなたへ

「電験三種を勉強し始めたけど、毎日が忙しくて続かない」
「机に向かう時間がない」「ついスマホを見てしまう」
そんな悩み、ありませんか?

実は、私もそうでした。
2児の父、平日はフルタイム勤務、休日は家族サービス…
そんな中で、どうにか電験三種を合格し、エネ管・電験二種まで取得できたのは、
「やる気」ではなく「仕組み」と「習慣」を大切にしたからです。

この記事では、電験三種の勉強を継続するために役立った5つの工夫を、実体験を交えてご紹介します。


1. 続かないのはやる気の問題ではない

最初にお伝えしたいのは、
「勉強が続かないのは、やる気のせいではない」ということです。

私も何度も挫けそうになりましたが、続けられたのはやる気を仕組みに変えたからでした。
朝・昼・夜の使える時間帯を明確にし、「決まった時間にやること」を習慣化することが鍵です。


2. 社会人にとっての“勉強のゴールデンタイム”は朝と昼

夜は疲れていて勉強どころではない。だから私は、朝と昼に集中しました。

時間帯勉強時間内容とポイント
朝(5:30〜6:30)約1時間家族が起きる前の静かな時間。理論など集中科目を学習。
昼休み(12:30〜13:00)約30分スマホで法規の暗記アプリ、YouTube講義で耳から学習。
夜(20:30〜)任意体力次第。余裕があれば復習。疲れている日は無理せず休む。

夜に頼らない設計が、習慣化と精神安定に繋がりました。


3. 忘れる前提で進める「3周学習法」

私は1周目、正直ほとんど頭に入っていませんでした。
理論で言えば、オームの法則くらいは分かっても、電界・磁界・交流・電子回路などはほぼ初見レベル

でも「覚えなくていい、まずは読む」が自分のルール。
2周目では“5分考えて分からなければ解答を見る”を徹底。
3周目でようやく「見覚えがある」「少し解ける」状態に。

周回目的
1周目流し読みで全体像把握。理解度30%でOK。
2周目5分ルールで問題演習→即答え確認で効率化。
3周目弱点補強・知識の再整理・得点力UPへつなげる。

「1回で覚えなければいけない」呪縛を外すことで、焦らず続けられました。


4. 家族がいてもできる「すきま時間活用術」

子育て中は、自分の時間を思うように確保できません。
でも工夫すれば「勉強に見えない勉強」はできると気づきました。

  • 公園で子どもが遊んでいる間、スマホで法規アプリ復習
  • スマホに「電験」ブックマークフォルダを作成し、復習用に活用
  • 移動中や空き時間にYouTubeの音声だけ聞いて理解を深める

“机に向かう=勉強”という常識を外すことで、どこでも学べる感覚が身につきました。


5. モチベーションが切れそうなときの考え方

私は「万が一、会社が傾いたときに備えて電験を取っておきたい」と思っていました。
会社内の肩書ではなく、外でも通用する“客観的な力”がほしかったのです。

さらに、

  • 電験三種があれば求人の幅が広がる
  • 電験二種、エネ管でさらに市場価値が上がる
  • 将来的にFIREして平日に海外旅行ができるかも…?

など、妄想でもいいから希望の未来を思い描くことが、モチベーション維持につながりました。


結論:仕組みで“続ける”自分をつくる

「勉強が続かない」と悩んでいる方に声を大にして伝えたいのは、
継続は才能ではなく、設計と習慣で生まれるということです。

朝と昼に少しだけ時間を確保し、忘れる前提で学び、隙間時間を活用し、未来を思い描く。
この積み重ねが、合格という結果を引き寄せてくれます。

あなたも、今日から“5分だけ”始めてみてください。


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