電験三種に独学で挑戦して分かった「やってはいけない勉強法」5選

勉強スケジュールと習慣

はじめに

こんにちは、当ブログを運営している〇〇です。
私は二児の父であり、30代で高専電気科→専攻科卒。
一度は電気と離れた仕事に就いたものの、環境エネルギーに関わる業務をきっかけに再び電気の世界へ戻りました。

今回は、そんな私が独学で電験三種を取得するまでに体験した「これはやってはいけなかった…」という勉強法について正直にお話しします。
これから電験三種を目指す方にとって、同じ失敗を避けるヒントになれば幸いです。


1. 最初から完璧に理解しようとする

❌ よくある失敗

「1ページ目から全て完璧に理解してから進まなきゃ」と思い、1問ごとに足が止まる…。

✅ なぜダメ?

電験三種は全体像の把握が重要です。細部にこだわりすぎて進まないと、モチベーションが続きません。

✅ 私の改善方法

1周目は“さらっと読むだけ”。理解度30%でもOKと割り切り、とにかく一周することを優先しました。
理解は2週目以降で徐々に深めていきます。


2. いきなり過去問から始める

❌ よくある失敗

「過去問が最短ルートだ!」と焦って取りかかるが、基礎ができておらず撃沈…。

✅ なぜダメ?

電験三種の過去問は基礎力がないと“何を問われているのかすら分からない”状態になります。
特に「理論」「機械」の問題は、公式や用語の意味が分かっていないと太刀打ちできません。

✅ 私の改善方法

まずは参考書で基礎を押さえ、その後に過去問。
2〜3周して○△×を記録し、×が減ってきた段階で過去問に挑戦しました。


3. 「暗記すればいい」と思って法規を丸暗記

❌ よくある失敗

「法規は暗記科目だから、ひたすら詰め込もう」と思っていたが、全く頭に入らず撃沈。

✅ なぜダメ?

法規にも“理解が前提の計算問題”や“用語の意味を押さえていないと選択を間違える”問題があります。

✅ 私の改善方法

まずは参考書を読み流し、概要をつかむ。
その後、スマホの暗記アプリを使ってスキマ時間に復習し、徐々に定着させていきました。


4. 勉強時間にムラがある(気分任せ)

❌ よくある失敗

「今日はやる気ないからやらない」「明日たくさんやろう」と勉強が不規則に。

✅ なぜダメ?

電験三種は範囲が広く、ブランクができると内容を忘れてしまいます。
また“勉強を習慣化できない”ことが最大の敵です。

✅ 私の改善方法

朝5:30〜、昼12:30〜、夜20:00〜など、生活の中に“勉強の枠”をはめ込みました。
時間が短くても「毎日5分でも机に向かう」ことを続けると、次第に勉強が習慣になります。


5. 解答を見ないで粘りすぎる

❌ よくある失敗

「なんとか自力で解きたい」と30分も1問に粘ってしまう。

✅ なぜダメ?

分からないことを長時間考えても、知識がない状態では答えに辿りつけません。
時間をムダにして自信も喪失します。

✅ 私の改善方法

解けない問題には「5分ルール」を設定。5分考えて分からなければ即答えを見る。
そのかわり“なぜそうなるか”をじっくり読んで、同じタイプの問題にすぐ挑戦しました。


まとめ:失敗も成長のうち

電験三種の勉強は、まるでマラソンです。
途中でつまずいても、それを糧にして正しい方向へ軌道修正すれば、合格は確実に近づきます。

今回紹介した「やってはいけない勉強法」を避け、効率よく学習を進めていきましょう。


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